2020/10/21 16:40

1. 中国国務院、「新エネルギー車産業発展計画」を認可
 10月9日に行われた中国国務院常務会議で、「新エネルギー車産業発展計画」が認可された。主な内容は、車両の操作システムとバッテリー開発、充電や電池交換、水素インフラ面の整備、公共インフラとしての充電スタンドの建設、といったものである。【中国政府網 2020/10/9】

2. 韓正副総理、「CO2排出ピークアウト計画」を批准
 10月13日、韓正副総理は生態環境保護部で、気候変動対策に関する第14次5か年計画とCO2排出ピークアウト計画を批准し、炭素マーケットを整備してカーボンニュートラルを目指すことを強調した。【新華網 2020/10/13】

3. 中国で風力発電各社、2021~2025年「新規発電容量5,000万kW/年」を目指す
 10月14日、北京で国際風力エネルギー会議(CWP 2020)が行われた。世界各国の400社以上の風力発電業者が出席し、「風力エネルギー北京宣言」が発表された。また、中国で2021~2025年に年間平均発電容量5000万kW、2030年までに設備容量を8億kWへの目標が提起された。【界面 2020/10/14】

4. 広東省・深センで、デジタル人民元のご祝儀金1000万元が試験発行
 広東省・深セン市で、10月10日からの5日間で計1000万元(約1億5651万円)のデジタル人民元のご祝儀金がくじ引き方式で試験的に発行された。額面は200元で、10月12~18日までの期間限定で、羅湖区にある3389カ所の店舗で買い物に使え、支払いはアリペイやWeChatペイなどのように電子決済が可能だった。【CRI 2020/10/19】

5. 中国の宅配便、600億件を突破
 中国の宅配便は10月18日時点で600億件を突破した。国家郵政局によると、今年の第3四半期までに合計561億4千万件の宅配便が配達されたが、これは前年比27.9%増加した。特に9月は80億9千万件となり、前年比44.6%増加し、成長率は3年ぶりの最高記録となった。【CRI 2020/10/19】

6. 政府の助成金計画が各産業へ
 広東省、成都市、珠海市のハイテク区などが最近、助成金計画を相次いで発表した。広東省は毎年、集積回路分野の技術革新に10億元以上の資金を拠出している。成都市では、投資額5億元以上のプロジェクトに最高2000万元の助成金が注がれている。【チャイナネット 2020年10月14日】