2020/09/23 18:46

1.国家能源集団、石炭系軽油を製造
 国家能源集団は、石炭由来の直接液化・間接液化による軽油をブレンドして、自動車用0号軽油を製造して、出荷を始めた。【人民網、国家能源集団 2020/9/11】

2.BP、「BP世界エネルギー予測(2020年版)」を発表
 9月14日、イギリスの石油大手BPが「BP世界エネルギー予測(2020年版)」を発表して、2050年までのエネルギー状況について、「急速なゼロ化」、「ゼロ化」、「平常通り」という3つのシナリオに分けて予測を行なった。前二者のシナリオの予測では、中国のエネルギー需要は、2018年並みに戻り、風力や太陽光発電は世界の25%を占め、2018年に4%だった原子力発電における電力シェアは15%、水力発電は年間平均1.3%~1.7%で成長するとなった。【BP 2020/9/14】

3.SINOPEC、純度99.998%以上の水素を製造
 SINOPEC高橋石化は、純度99.998%以上の水素を製造した。これは、国家基準「固体高分子形燃料電池FCV燃料水素」での純度99.97%を上回るものである。【中国証券網 2020/9/16】

4.中国政府、外商投資奨励範囲の拡大について検討中
 9月16日に開かれた記者会見では、国家発展改革委員会は外商投資産業奨励目録の改定に取り組んでおり、外商投資奨励範囲をさらに拡大して、より多くの分野で外国投資プロジェクトに対する優遇政策を検討していることが明らかになった。

5.中国の電子通信業務の収入、1~8月に3.1%増
 9月21日、中国工業・情報化部は、今年の1~8月の中国通信産業の運営状況を発表した。これによると、中国の1~8月の電子通信業務の収入は、前年同期比3.1%増の9153億元となった。8月の伸び率は1~7月と変わらず横ばい、前年の電子通信業務総量は、前年同期比19.3%増の9733億元となった。【チャイナネット 2020/9/22】

6.「中国経済と日本経済2020年白書」を発表
 中国日本商会は9月16日に北京で「中国経済と日本経済2020年白書」を発表したが、去年と比べて「介護サービス・産業」の内容が新たに加わり、中国政府の政策や方針が紹介された。要するに、介護保険制度の試行拡大や「放・管・服の改革」(「放」とは行政権限を放してスリム化、「管」は緩和と管理の融合、「服」はサービスの最適化)、医療と介護の共同推進、人工知能(AI)とモノのインターネット(IoT)による介護産業の発展促進などが挙げられた。【人民網日本語版 2020/9/17】