2020/09/23 17:51
1.中国、原子炉「華竜一号」の稼働を許可
9月4日、生態環境保護部は中核集団の福建省福清原子力発電所の5号機の稼働を許可した。同発電所には合計6基の原子炉がある中で、1~4号機はCNP-1000原子炉を、5~6号機は中国が独自開発した第3世代原子炉「華竜一号」を採用する。これにより、「華竜一号」は試運転を開始した。【新華網 2020/9/7】
2.「北京水素燃料電池自動車産業発展計画(2020~2025)」を発表
9月8日、北京市経済情報局は「北京水素燃料電池自動車産業発展計画(2020~2025)」を発表した。2025年までの目標として、FCVの走行台数を1万台以上とするほか、房山区、天津市、河北省の資源を生かして延慶区、昌平区、大興区をモデルエリアとした複数のラインによる供給網を作り、市内だけでなく、天津市や河北省に及ぶFCV産業を形成する、とのことである。【北京日報 2020/9/8】
3.複数の経済指標の月別成長率が今年初めてプラスへ
国家統計局が15日に発表した8月の国民経済運行状況によると、8月の社会消費財小売総額は前年同月比0.5%増の3兆3571億元で、成長率が今年初めてプラスになった。生産面では、8月の全国の一定規模の工業企業の付加価値額が前年同月比5.6%増、成長率は7月より0.8ポイント増えた。【チャイナネット 2020/9/16】
4.中国、クリーンエネルギー目標制定を検討
中国は2021年に始まる次期5カ年計画で、クリーンエネルギーの採用を加速し、温室効果ガスの排出削減に向けた措置を打ち出すことを検討している。中国は現在、1次エネルギー消費に占める非化石燃料の割合を2030年までに最大20%へ引き上げようとしている。【ブルームバーグ 2020/9/17】
5.中国1~8月の携帯電話市場 5Gスマホ9千万台超
中国情報通信研究院の10日の発表によると、今年1~8月に、中国国内市場の5Gスマートフォンの累計出荷量は9367万9千台に達し、発売済みの5G新機種は141種類に上回り、携帯電話全体に占める割合は、出荷量が46.3%、新機種が46.8%となった。【人民網日本語版 2020/9/11】
6.日系資本が集中した無錫、産業チェーンで戦略提携か
無錫・日本産業チェーン連系大会が9月10日に行われた。日本の多国籍企業116社とビジネス関係者230人あまりが出席した。代表的な企業として、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、トヨタ、ソニー、日立、三井住友、野村総研、三菱ケミカル、ブリヂストン、村田電子、AGC、信越、CKDなどの会社が出席した。大会では、「無錫市と日本産業協力研究報告」が発表され、今後、主要産業分野でさらなる提携を目指すとなった。【人民網日本語版 2020/9/11】