2020/07/10 17:23
1.国家エネルギー局は政府の補助対象となる太陽光発電事業の入札結果を発表
6月28日、国家エネルギー局は政府の補助対象となる太陽光発電事業の入札結果を発表した。対象件数は合計434件で、発電容量は計2,597万kWとなっている。買い取り単価は、最低値が去年より0.0368元/kWh安い0.2427元/kWh、一般型と全量売電の分散型は平均0.3720元/kWh、自消分や余剰分売電型は平均0.2895元/kWhである。【国家エネルギー局 2020/6/28】
2.新疆初のグリッドパリティ風力発電プロジェクトが稼働
6月30日、新疆ウイグル自治区の達坂城で、国家能源集団の竜源電力による49.5MWの風力発電所が稼働した。全国的で第1弾となる国家エネルギー局認可のグリッドパリティ風力発電プロジェクトで、自治区と国家能源集団にとっても初めてのケースである。【中国電力新聞網 2020/7/2】
3.上海原油先物の取引高が過去最高
1月から6月の上海原油先物の取引高は、前年同期比1.5倍の約2,700万バレルであった。また、1日の取引高のうち海外投資家によるものが16%であった。【人民日報海外版 2020/6/23】
4. 5Gバージョン更新の初標準が完成 マイクロ秒の同期をサポート
5Gの国際標準化組織の3GPPは北京時間の3日夜、5G標準規格の最新版リリース16(R16)を確定したと発表した。これは5G初バージョンの更新標準が完成したことを意味する。【人民網 2020/7/7】
5.中国の地下鉄は永久磁石時代へ
このほど、中国中車傘下の株洲中車時代電気股フン有限公司の永久磁石を使用した長沙地下鉄5号線(湖南省長沙市)が営業運転を開始した。これは、中国初の全線車両が永久磁石牽引システムを搭載した地下鉄線路で、これにより、中国は新しい永久磁石時代を迎えることになった。【人民網日本語版 2020/7/7】
6.越境ECのB2B輸出第一弾が北京の税関を通過 日本へ
北京宏遠到家貿易有限公司から日本への越境ECのB2B(企業間取引)の輸出貨物第一弾がこのほど、北京税関所属の首都空港税関で検査に合格した。これにより、北京市の越境ECという新業態は、個人の海外通販(C2C)、小売ビジネス(B2C)の段階を経て、つい企業と企業間の取引へ進んだ。【人民網日本語版 2020/7/7】