2020/06/17 12:32

1.華中電網、新エネ車向けの再生エネ電力取引を展開
 華中電網は、5月から湖北省で、国家電網の自動車インターネット体制に基づく新エネ車向け再生エネ電力の取引を開始した。6月9日現在で中国南西地域の再エネ電力利用量は1,390万kWhとなっている。【国家電網報 2020/6/11】

2.SINOPEC、上海で廃油3万トンをバイオディーゼル化
 6月5日、SINOPECは、上海のガソリンスタンドで2017年以降、使用済み食用油を3万トン近く利用してのべ1,000万台以上にバイオディーゼルB5を充填したと発表した。【澎湃新聞 2020/6/8】

3.米エアープロダクツ、浙江省嘉興市で水素製造基地を建設
 6月9日、アメリカのエアープロダクツアンドケミカルズは、浙江省嘉興市海塩県で総額10億ドルの水素基地建設工事を初めた。水素の精製や液化、液体窒素の製造などを行う予定である。【浙江日報 2020/6/10】

4.中国1-5月の携帯電話出荷は1.24億台、4割近くが5Gスマホ
 工業・情報化部(省)の11日の発表によると、今年の5月、中国国内の携帯電話市場全体の出荷台数は3375万9000台で、1~5月の国内携帯電話市場全体の出荷台数は累計1億2400万台である。注目に値する点は、4月に比べ、5月の中国5Gスマホの出荷台数の割合及び新機種発売の割合がどちらも上昇している。【人民網日本語 2020/6/13】

5.中国自動車市場、回復基調が明らか
 中国商務部の高峰報道官は11日のオンライン記者会見で、中国国内で新型コロナウイルスの感染状況が落ち着きつつある中で、自動車市場は回復基調が明らかになっていると述べた。統計によると、5月の全国の自動車販売台数は160万9千台で、前月比12.6%の増加、前年同月比1.8%の増加となり、11カ月ぶりに前年実績を上回った。【チャイナネット2020/6/13】

6.中国の宅配業務がコロナ後期に急成長、5月の取扱量は前年比41%増
 中国国家郵政局の統計によると、中国の5月の宅配便取扱件数は前年同月比41%増の73億8千万件、宅配業務収入は同25%増の771億元となった。国家郵政局は、5月に宅配業が急成長を維持した主因について、①ネット通販の大型イベント「双品網購節」のけん引効果大。②ライブ配信プロモーションの人気持続、③季節のフルーツの販売増、④消費モデルのオンライン志向への転換加速などを上げた。【チャイナネット 2020/6/13】