2020/06/03 15:19

1.中国5月の製造業PMIは50.6% 
 中国物流・調達連合会、国家統計局サービス業調査センターが5月31日に明らかにしたところによると、今年5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.6%となり、前月より0.2ポイント(p)低下したが、景気と不景気のボーダーラインとなる50%を上回り、経済は回復的成長の勢いを維持した。個別の指数をみると、市場ニーズは上昇傾向を維持し、企業の操業再開は安定を維持し、雇用活動も相対的に安定していた。【人民日報 2020/6/1】 
 
2.4月、ロシアが中国最大の原油輸入先に 
 4月の中国の原油輸入先について、ロシアが前年比18%増の720万トンでトップになった。2位はイラクで、サウジアラビアは3位に後退した。【ロイター、FX168 2020/5/26】 
 
3.2025年、中国の風力・太陽光発電の容量は7.5億kW以上に 
 国家電網傘下の国網能源研究院有限公司は、中国の風力発電と太陽光発電について、2025年までに発電容量が計7.5億kWを超え、全発電容量に占める割合は26%以上となり、大部分の地域で通常価格での送電が実現可能と予測している。【国家電網報 2020/5/26】 
 
4.河北省張家口で高圧直流送電網が運用開始 
 このほど、河北省張家口市張北県で、高圧直流送電網が運用開始した。再エネ電力が大規模に送電・利用され、北京へ年間141億kWhが送電可能となる。【国家電網公司 2020/5/27】 

5.「5G+VR」の消費新モデル 中国の市場規模は900億元の見込み 
 工業・情報化部(省)が公表した「5Gの加速的発展の推進に関する通知」では、5G+VR/AR(拡張現実)の応用をさらに普及拡大し、新型の情報消費を促進するよう求めた。AR/VR産業市場調査会社のグリーンライト・インサイツによると、「2020年に世界のVR産業の規模は1600億元(1元は約15.1円)に達し、中国市場の規模は900億元と見込んでいる。【人民網 2020/6/2】 
 
6.新エネ車、公共交通・物流配送などの分野での普及を奨励 
 中国工業・情報化部の苗圩部長は25日、全国両会(全国人民代表大会、全国政治協商会議)の記者会見で、「工業・情報化部は各地の公共交通、タクシー、法執行、清掃、物流配送などの分野における新エネ車の普及を奨励する。それと同時に地方が新エネ車の駐車などに関する優遇策を打ち出すことを奨励する」と述べた。【チャイナネット 2020/5/26】