2020/05/22 16:21
1.中国電力企業連合会、2035年の中国の電力消費量は11.6兆~12.1兆kWhと予測
5月11日、中国電力企業連合会は「中国電気化発展報告2019」を発表した。電力普及が加速する中、2035年の中国の電力消費量は11.6兆~12.1兆kWhで、クリーンエネルギーによる発電量は6.9兆~7.4兆kWh、発電量あたりの二酸化炭素排出強度は2020年より38%削減すると予測している。【中国電力企業連合会 2020/5/15】
2.1~3月の中国の石炭消費量は前年比6.8%減
5月14日、中国石炭工業協会は「2019石炭業界発展報告」を発表した。2020年1~3月の石炭消費量は概算見積もりで前年同期比6.8%減の約8.7億トンで、うち電力消費分が同6.8%減の5.7億トンとなっている。【中国石炭工業協会 2020/5/14】
3.青海省、太陽光発電を本格実施へ 買い取り価格は3.455円/kWh
青海省では、太陽光発電事業の一般価格の申請受付を開始した。電力の買い取り価格は中国で最も安い0.2277元/kWh(約3.455円/kWh)である。今回の事業件数は18件で、建設規模は120万kWである。【中国新聞網 2020/5/9】
4.中国1~4月期の自動車製品輸出入額が減少
中国自動車工業協会が19日に発表したところによると、2020年1~4月期に、自動車製品の輸出入額が419億3千万ドル(1ドルは約107.8円)となり、前年同期比15.0%減少した。このうち、輸入額は同19.5%減、輸出額は同10.2%減となった。
4月の自動車関連製品の輸出入額は92億5千万ドルで、前月比18.5%減、前年同期比25.1%減となった。うち、輸入額は前月比29.0%減、前年同期比44.7%減となり、輸出額は前月比8.5%減、前年同期比1.2%増となった。【人民網日本語版 2020年5月20日】
5.北京最大規模、集中型EV充電スタンドが使用開始
5月19日、国家電網北京電力公司が建設した北京最大規模の集中型EV充電スタンド-、つまり、北京市五棵松スポーツセンターの地下駐車場が運営を開始した。充電スポットは計200カ所で、うち60kWクイック充電スポットは80カ所、7kWスロー充電スポットは120カ所。1日あたり最大の充電量は約1300台である。【中国網日本語版(チャイナネット)2020年5月20日】
6.中国の5G基地局は20万基超に 年内に全地級市をカバーする見通し
5月17日中国通信学会が主催する2020年世界情報社会・電気通信日大会によると、中国での5G基地局はすでに20万基以上開通し、中国の5G商用化目標は年内にすべての地級市で5G通信をカバーすることで、現段階では5G+垂直統合を急いでいる。【中国網日本語版(チャイナネット) 2020年5月19日】