2020/05/13 12:21
1.国家電網公司、3カ月ごとの収支で過去10年間最悪の結果
国家電網公司は、2020年1~3月の売上高が前年比9%減の5,688億元で、同106%減となる9.26億元の赤字を計上し、3カ月ごとの収支で過去10年間最悪の結果となった。また同じく中国南方電網は売上高10%減の1,082億元で、利益は81%減の82.7億元であった。利益減の最大の理由は新型肺炎の影響であり、また企業の業務再開を支援するために法人向け電力価格を95%で計算したことも響いている。【界面新聞 2020/5/5】
2.四川盆地で資源量1兆㎥の天然ガスを発見
CNPC西南油気田公司は、このほど四川盆地で、資源量1兆㎥以上とみられる天然ガスを発見した。【新華網 2020/5/6】
3.青海省、再エネ電力の割合が50%以上に
青海省は、3月末時点における再生エネルギーの電力容量は1,609万kWで、全発電容量に占める割合が50.48%となった。中国の地域別で再エネ電力の割合が半分以上となったのは初めてである。【中国新聞網 2020/5/4】
4.中国のオンライン決済利用者、今年3月時点で7億6800万人に
中国のオンライン決済利用者数は2020年3月時点で7億6800万人に達し、2018年末より1億6800万人増加したことが中国ネットワークインフォメーションセンター(CNNIC)が公表した報告書により明らかになった。また、中国のオンライン決済の利用者は、ネット利用者9億400万人の85%を占め、2019年のノンバンク決済サービスを利用したオンライン決済件数は、前年比35.7%増の7200億件、総額は20.1%増の250兆元(1元=約15円)となった。【新華社 2020/5/7】
5.中国の5G基地局19.8万ヶ所に 料金プラン利用者5千万人
工業・情報部(省)によると、今年3月末現在、中国全土で建設された5G基地局は19万8千ヶ所に上り、5G向け料金プランの利用者は5千万人を超えたとなった。
ネットワークのインフラ施設の発展が加速すると同時に、スマートフォンなどの端末も飛躍的発展期に入っている。4月22日まで、すでに96機種の5Gスマホがネット接続許可証を取得したが、これは昨年12月末時点の39機種から大幅に増えている。5Gスマホの販売価格も急速に低下し、2千元(1元は約15.1円)以下の機種がすでに登場している。【人民網日本語版 2020/5/12】
6.中国の自動車消費が回復、5月はプラス成長か
操業再開の拡大と各地の自動車消費刺激策に伴い、中国の自動車消費が急速に回復している。2020年中国自動車消費フォーラムによると、国家重点観測小売企業の自動車販売の売上高は4月下旬、3月下旬と比べ2割以上増加した。また中国自動車流通協会の最新データによると、今年4月の中国の自動車消費指数は67.6で、5月には取引規模が前年同期のレベルに近づく見通しである。中古車販売は前年同期比でプラス成長の可能性がある。【チャイナネット 2020/5/8】