2020/04/15 17:20
1.国家エネルギー局は「中華人民共和国エネルギー法(意見募集稿)」を発表
4月10日、国家エネルギー局は「中華人民共和国エネルギー法(意見募集稿)」を発表した。エネルギー法の意見募集稿は初めてであり、再生可能エネルギーの優先的な開発、原発の安全かつ効率的な開発、非化石エネルギーの割合向上、化石エネルギーの適切な開発、非化石エネルギーや低炭素エネルギーの推進などが明記されている。【国家エネルギー局 2020/4/10】
2.国家管網、石油大手3社の子会社20社を配下に
国家石油天然気管網集団有限公司は、石油大手3社CNPC、SINOPECおよびCNOOCの子会社であるパイプライン会社16社、LNG会社3社、ガス貯蔵会社1社の合計20社を配下に収めることになった。【界面新聞 2020/4/5】
3.中国の自動車製造業が回復中
中国各地の封鎖解除に伴い、消費者が公共交通の安全性を懸念していることから、マイカー購入が増えてきている。4月末の自動車市場全体の販売台数を前年同期水準に戻すために、EV補助金の支給期間の延長やクーポン券の使用促進といった一連の販促措置が行われている。【チャイナネット 2020/4/15】
4.テスラ上海工場生産加速、2020年は販売台数50万台突破を目指す
4月10日、米電気自動車(EV)大手テスラによると、同社の上海工場「ギガファクトリー」は、現在フル稼働で操業しており、2020年の生産目標は15万台。同工場は、世界各地で唯一稼動するテスラ工場で、「Model3」のロングレンジ後輪駆動タイプを登場させる計画だ。補助金を利用した場合、購入価格は33万9000元(約522万円)の見込みである。【36Kr Japan 2020/4/15】
5.2019年、急速充電スタンドの充電量、充電回数は94%=北京
北京市充電施設データセンター「e充網」によると、2019年の北京市の急速充電スタンドの数は全国充電スタンド数の64%、充電量や充電回数は一般スタンドの8.8倍となる94%であった。また時間帯別の充電量は、急速・一般スタンドともに電気料金が安い時間帯23:00-0:00が最も多くなっている。【e充網 2020/4/2】
6.北京市で無人配送車がキャンパスの感染予防と安全確保に貢献
北京理工大学と酷黒科技(北京)が共同開発した5G「クラウドコントロール(Cloud Control)」防疫無人配送車がこのほど、北京理工大学中関村キャンパスで導入・運用され、キャンパスでの感染予防と安全確保に一役買っている。同車はキャンパスの訪問者に体温を測定して発熱者をスクリーニングしている。【新華社 2020/4/9】