2020/03/31 18:22

交通分野
1. 上海嘉定区で自動運転車の乗客テスト可
  9月16日、「上海汽車(SAIC)」、「BMW」およびネット予約車会社「滴滴出行」は、上海市政府から「インテリジェント・ネットワーク車両アプリケーション・テストライセンス」を取得した。これにより、上記会社は上海市嘉定区で自動運転車のテストが可能になった。自動運転時に、 車輌に人(希望者)または貨物を載せることが可能であり、テスト開始6か月以内に交通事故がない場合、テスト車輌台数の増加を申請出来る。【出所 新華網、早報網】

2. 中国、時速400kmの高速鉄道向け永久磁石モーターを開発
 9月17日、中国中車(CRRC)は、時速400kmの高速鉄道(新幹線)に適用するTQ-800永久磁石同期トラクションモーターを開発した。これは中国国内の技術的空白を埋めることになった。主に、新しい密閉型空冷技術、主要部品の方向性冷却技術および新型希土類永久磁石材料が採用され、 電力密度・効率・環境適応性が高くなり、ライフサイクルが長く、コストは更に低くなった。【出所 新華網】
通販分野
3. 日本企業、中国の無人ショップ技術を導入開始
 NTTデータは9月2日、中国企業「雲拿科技」から無人ストアシステムを導入したと発表した。「云拿科技」は、QRコードを介して店での消費者の出入りと決済管理を行う。店舗に設置されたカメラおよび重量センサーを通して顧客と商品の動きを把握し、顧客が購入した商品を判別する。 「云拿科技」は中国で既に30店舗にシステムを導入したが、中には北京・上海の自社の直営店もあり、他社の店舗もある。【出所 雲拿科技、早報網】
AI分野
4. ファーウェイ、AIトレーニングクラスター「Atlas 900」を発表
 9月18日、ファーウェイが発表したAIトレーニングクラスター「Atlas 900」は、同社が独自開発した数千台のAIプロセッサー「Ascend 910(Shengdeng 910)」で構成され、総計算能力は50万台のPCの計算能力に相当するという。「Atlas 900」は、研究者が画像や音声などに対するAIモデルトレーニングを加速し、今後、科学研究や商業分野で活用されることが予想される。同技術により、人類の宇宙探索や天気予測や石油探査および自動運転などの分野で商業化が速まることが期待されている。【出所 北京青年報、InfoQ】
発電分野
5. 中国初のFクラス50 MWガスタービン、独自開発に成功
 9月27日、中国東方電器集団東方汽輪機有限公司が10年に渡って開発した中国初のFクラス50 MWガスタービンが試運転に成功した。同社は、コンプレッサー、燃焼室、高温タービンブレードなどのコアコンポーネントの課題を克服して、成功に辿り着いた。現在、中国には100基以上の大型ガスタービンがあるが、コア部品のメンテナンスや保守は主にGE、シーメンス、 三菱など海外メーカに依存している。今後、このような状況が改善される見通しである。【出所 新華網】

北京真友堂とは?
どんな会社?
 北京真友堂は、日本企業向けの中国のコンサルティング会社でございます。スタッフは全員とも知日派の中国人で、顧問は日本大手企業出身の日本人でございます。
会社理念は?
   全従業員の物心両面の幸福を追求すると共に、中日両国企業様に貢献することでございます。
■実績は?
   日本の大手企業様に、中国の経済関連コンサルティング・サービスを10年間提供して参りました。
■特徴は?
   中国マーケット調査結果に対して、データ化、且つ見える化を図り、提供しております。
■得意分野は?
   最も得意とする分野は、環境・エネルギー・資源・自動車等でございます。他にも、幅広い分野で調査実績を持っております。
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