2020/03/31 18:15

交通分野
1. 長城汽車、コバルトフリー電池と四元系電池を発表
 長城汽車の子会社である蜂巣能源科技有限公司は、コバルトフリー電池と四元系電池を発表した。コバルトフリー電池は、性能は既存のNCM811電池とほぼ同じながらコストが5%から15%削減され、2020年の第3四半期に量産の予定である。また四元系電池は耐熱性や安全性が優れ、 来年の第4四半期にSOP(標準操作手順)が実現の見込みである。【出所 科技報

2. 顔認証の自動改札が登場
 アプリに顔写真を保存すれば、改札口で3Dによる顔認証装置が読み取り、2秒以内に通過できる。また、改札には簡単なセキュリティーチェック機能があり、手荷物のない乗客は直接ホームに入れる。この装置は現在、 山東省済南市の地下鉄1号線と北京空港線の第2ターミナル駅などに導入されており、今後はさらに拡大する予定である。【出所 21財経報道、新華社】
通信分野
3. 中国の研究チームが2種類のフレキシブルチップを開発
 7月13日から14日まで浙江省杭州で開催された、第2回フレキシブルエレクトロニクス国際会議(ICFE 2019)で、浙江省柔性電子・智能技術全球研究中心が、オペアンプとBluetooth SoCチップを発表した。これら2枚のチップは、厚さが人の髪の1/4に満たない25ミクロン以下で、折り曲げが可能であり、人工知能や医療などで利用される。【出所 科技日報】
エコ分野
4. 中国、希土類系脱硝触媒の開発に成功
 石炭火力発電所、工業用石炭火力ボイラー、コークス製造、バイオ発電所などでは、排ガスに対し脱硝処理が必要である。その際の触媒は主にバナジウム系で、技術的にも安定しかなり定着しているが、毒性の高い五酸化バナジウムを利用している。内蒙古希捷環保技術有限公司と南京工業大学は、 希土類金属であるランタン、セリウム、イットリウムなどの酸化物を主成分とする、より性能の良い無害な触媒の開発に成功した。【出所 中国化工報】

5. 中国、水中の鉛濃度を即時に判定する試験紙を開発
 中国科学研究院合肥知能機械研究所は、水中の鉛イオン含有量を色の変化で検出する蛍光試験紙を開発した。これまでの検出法は、鉛イオンの感度や随意的なやり方によるもので、装置が高価で検出時間も長く、熟練した操作方法が必要であり、屋外での利用が困難であった。今回の研究結果は、 化学に関する国際的な刊行物「Analytical Chemistry」に掲載されている。【出所 新華社】

北京真友堂とは?
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 北京真友堂は、日本企業向けの中国のコンサルティング会社でございます。スタッフは全員とも知日派の中国人で、顧問は日本大手企業出身の日本人でございます。
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■実績は?
   日本の大手企業様に、中国の経済関連コンサルティング・サービスを10年間提供して参りました。
■特徴は?
   中国マーケット調査結果に対して、データ化、且つ見える化を図り、提供しております。
■得意分野は?
   最も得意とする分野は、環境・エネルギー・資源・自動車等でございます。他にも、幅広い分野で調査実績を持っております。
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